出会いと別れ
あなたのハートにサジッタフレイム!!いぶき、久しぶりの更新です。どうしても書きたくて、でもツイッターじゃ文字数足りなくて、そこでこのブログに書いちゃえ、ってなりました。今回は完全に自分語りとなります。それでは始めましょう
ひよポケには2人の留学生が所属しています。
1人目はフローリアン。ドイツ人の留学生でクルクルのポニーテールが特徴。ベジタリアンですごく話しやすくて面白い人です。
もう1人はサットン。アメリカ人の留学生で、その大きな体とイーブイ愛はひよポケ内では右に出るものはいない。めっちゃフレンドリーな人です。
今回は2人目、サットンについて話していきたいと思います。
きっかけは新歓食事会の日、彼サットンとひとつ上の先輩のバヤさん(確かバヤさんだった、記憶曖昧)がダブルバトルをやっていたことでした。アメリカから帰ってきて6年、英会話力が衰えてることを恐れた僕は、この留学生と話すことで少しでもその感覚を取り戻そうと思ったのです。
「Where are you from?」
これが僕が彼にかけた最初の言葉でした。
英語が話せたことが大きかったのでしょう。あっという間に仲良くなれました。そして彼は色々話してくれました。日本の何が好き、何が嫌い、この習慣がよくわからない。
もちろんポケモンの話も。サットンは本当に可愛いポケモンが大好きで使うポケモンはブイズとキュウコンとサーナイトで固定です。ポケモンのゲームで初めて戦った相手もサットンでした。それからもいっぱい彼とはバトルを重ね、とうとうお互いの技構成を暗記するくらいに。そして布教のつもりなのかは分かりませんが、彼から何匹かポケモンを頂きました。
彼から貰ったアブソルのシルヴィー
ニンフィアのカリーニョ
リーフィアのセリア
それ以外だとアニメの話をしましたね。お互いのおすすめ作品を教えあったり、「この作品ならどの娘が好き?」などを話し合ったり、日米のオタク文化の違いについて聞いたりとこれもまた色々話しました。
そして彼自身のことも色々話してくれました。アメリカでは結構性格が暗かったこと、少しいじめられてたこと、ちょっと女性不信だということ。彼の心の闇も少しだけ話してくれました。結構壮絶な人生だったみたいです……。
でも彼はひよポケの活動ではそんな素振りを一切見せず、常に陽気に振舞ってみんなの注目の的でした。「ひよポケのみんなといる時は楽しい」、彼もそう言ってました。「Meeting you people was one of the best things that happened in my life./ひよポケのメンバーと出会ったことが人生の中で起こった最高のことのひとつだ」って
そんな彼も、7月30日には日本を去ってしまいます。交流期間はたったの3ヶ月弱。こんな短い期間なのに気づけばかけがえのない存在になっていました。
アメリカや日本のいろんな場所を親の仕事の都合で飛び回ってきた僕ですが、いつもは僕が去っていく側。誰かが去っていく、というのは初めての経験な気がします。
そんな彼と最後の(になるか分からないけど)晩餐を本日してきた訳です。そのあとのカラオケで喉を潰しました(家虎しすぎた……)。
文化祭に参加出来ないのが残念とも言ってました。「僕あのジムの石像の横にいる人みたいな感じで受付やってみたかった!!体型似てるし。」確かに見たいその絵。
そして別れ際、彼は僕にこう言ってくれました。
「君と出会えたことが留学生活の中で最高のことだった。君と出会わなければきっとサークルにも積極的に参加しなかっただろうし、僕がポケモンを続けてるかどうかもわからなかった。君がみんなとの架け橋になってくれたおかげで他のみんなと積極的に関わることが出来て、僕も楽しかった。本当にありがとう」
こんなに思いのこもったありがとうを言われたのは何年ぶりだろう?もしかしたら初めてかもしれない。
ポケモン実力(実機やカード)という意味では戦力外な上にそこまで向上心もない僕。そんな何も出来ない僕が一人のアメリカ人をみんなの輪に入れることが出来た。あ、僕必要とされてたんだな、って
それが何よりも嬉しかったです。
サットンに会うのはこれで最後かもしれませんし、もしかしたら最後にもう一回だけ会えるかもしれません。でも彼がいなくなる前に、この僕の素敵な友人のことを皆さんと共有出来たらな、と思ってこうやって書いています。いつも以上に自分語りですが、御容赦ください。
それでは次回更新日まで!!
いぶきでした!!
そしてサットンありがとう!!
ひよポケは君のことを忘れないよ!!